2007年07月29日

原発失格

 柏崎刈羽原発が地震にやられてしまった。
 原子炉本体は何とかもったが、ダクトや配管やその貫通孔の処理や、周辺の付属設備や、地盤や、埋設管や、そこらあたりのものは全部ダメだった。

 こうなったら、敷地全体を鉄骨とコンクリートの固まりにして、その上に免震装置を載せるかして、断層がずれても敷地全体が一塊りで浮いているようにしなければダメということになる。
 この上に乗る設備やダクトや配管も、その支持構造も、家具の倒れ止めよろしくがっちりとしておかなければどうしようもない。
 それでも外から管やケーブルが繋がるわけだから、敷地内のそれとのジョイントは上下左右4m位のズレにも追随するものを設置しなければ役に立たなくなる。 周囲の砂地盤は流動したり沈下したり、どこかへ動いてしまうからだ。
 それにしても、原子炉建家の厚さ40cmの壁にヒビが入って水が侵入したというから、建家もそれはごついものになるだろう。

 そんなこと、とんでもないということは誰が見たって直ぐに分かる。
 本体だけ壊れなければ何とかなるだろうと淡い期待を抱いて作ってしまつたのだろうが、実際に地震が起こってみれば、住民も地方自治体も、そんなこと冗談じゃないと受け付けなかった。

 ということは、この原発は立地を完全に間違えているということだ。
posted by 隻眼蛙 at 13:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 視点 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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