岩国市長選が僅差で米軍再編容認派の勝利となった。 補助金の締め上げに圧倒的に多数だった反対は半減した。
これで米軍再編に弾みがつく。 自衛隊は米軍の部品といわれるように、米軍に組み込まれるている。 ミサイル防衛網で完璧になる。 集団的自衛権に踏み込んでいるからだ。 北朝鮮から発射されたミサイルがどこへ飛んで行くかが分かってからでは、ミサイルは役に立たない。 つまりやみくもに自衛権が行使されてしまう。 憲法改正が押し通る所以のものだ。
経団連は憲法改正を望んでいるが、海外派兵が可能な体制で商売をしたいのであろうか。
一方で、空港株の規制問題が起きている。 外資ファンドが羽田空港の株を買いに出てきたのだ。 空港の管理権限を手放してよいかという反対論が出た。
すでに企業の株買収は当たり前で、日本の会社だと思っていたらいつの間にか外国の経営になってしまっていた例は、挙げるに暇がない。
外資を導入して競争に勝つ、というのが容認派の議論だが、勝っているのは誰なのか分からないではないか。
貿易自由化も明らかに国内産業の衰退を招く。 農業を巡っての駆け引きが激しくなっている。 バイオ燃料と穀物の争いによっても価格高騰が続いている。 食品の値上がりが著しい。 食料自給率ががた落ちの日本は、本当に飢えないのか。
また、防衛省や道路特別会計の利権の実態が明らかになってきた。 官僚と天下りOBを軸として、族議員・地方議員が群がっている。 利権とは金の流れるパイプのことだ。
金と言えば、岩国では補助金で横っ面を張るようなことがまかり通った。 岩国ばかりではなく、沖縄もそうだ。 普天間を条件にして辺野古に札束をちらつかせている。
この金はみな大衆に重く掛かっている税金だ。
日本で改革というのは、外圧を自由化して競争に参加して勝狙いに行くということだ。 国内の産業保護は笑い捨てにされている。 競争から脱落するものは自分の責任だとされる。 なりふり構わず先端だけを上昇させる。 尻尾は泥水に浸かったままで結構だというのだ。 大企業の収益は最高になっているのに、真面目な零細起業主は残酷な一家無理心中に追い込まれる。 更に、広く中間層が没落する。 フリーターや非正規社員の顕著な増大がその現れだ。
そして、その勝ち組の大企業も外資が大株主になるかも知れない。
過激なナショナリズムが出ないわけがない。
2008年02月13日
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